供養とはなんのため?だれのため?

供養とは?

供養とは、サンスクリット語「プージャナー」がもとになっているとされ、「尊敬」を意味する言葉だと言われています。
仏や菩薩などに対して行う供養と、
亡き方に行われる供養が一般的になっています。
いずれも尊敬の念から香華や飲食などの供物をささげる行為のことをいいます。

追善供養

現在世間広く行われているのが亡くなった人に対して供物をささげたり読経し冥福を祈ったりということを、追善供養と呼びます。
残された私たちが「追って善い行いを積んで」亡き方が報いを得られるように、と気持ちをささげます。
一般的に四十九日の法要や一周忌や三回忌などの年忌法要(年忌供養)に親族が集い僧侶に読経を上げてもらい、お供え物やお花をあげるといったことでしょう。

仏様ご先祖様以外も供養する?

仏様や亡くなった人に対しておこなうのが供養だと先述しましたが、供養はそれ以外の場合でも広くおこなわれています。
人間だけでなく動物に対しても供養はされています。大切にしていたペットが亡くなった場合には、お葬式やお墓を建てたりという人も増えています。
洞泉寺ではペットと一緒に入れるお墓もご用意しました。
家族同様にペットを可愛がる人が多くなっていることで要望も増えております。

物も供養する。

ペットだけでなく、物に対しても供養がおこなわれる事があります。
生活に密着した道具や物、使えなくなった物に感謝の意を込めて供養をすることがよく聞かれます。
人形供養、針供養、写真供養、野球のボール供養なども聞いたことがあります。

供養は感謝の気持ち

このように、供養は仏様や亡き方のみならず物などにも対して広く行われており、また幅広い分野で使われているのが特徴です。
いずれも根底にあるのは「尊敬」を意味するところから行われるものであり、仏様、ご先祖、物に至るまでありがたいという想いがあるわけです。
常に何事にも感謝の気持ちを忘れずにいたいものですね。

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コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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